2021/1/15-17

どうぶつえん in Tokas 2021

［泳ぎあう風景］

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「酒井直之と清原惟」による共同制作展示。2020年7月26日、Aokid主催「どうぶつえんvol.12」に、ふたりは各々の制作で参加した。酒井は、カメラの動きをダンスのムーブメントとして捉える制作を他者と共有する試みを行い、清原は、自身の体験としての出来事と、映像に写された出来事の間にあることについて考察する制作を行った。

それぞれの制作を行う過程で、互いにカメラを向けるセッションを行い、そのドキュメントを展示作品化したのが本作である。

 

素材

iPhone × 2 枝 × 1 ケロちゃん × 1

 

カメラを相互に関係する実在として捉える酒井と、カメラの映すものの不確かさを問う清原は、同じカメラを扱いながらも異なるアプローチをとり、本作には、ダンスのドキュメント性と映像のフィクション性の2面が共存している。映像デバイスの実在性を認めながら、通常では観ることのかなわない二画面の映像から、映像と現実の不確かさを問う。